GWに時間を作ってレジストラとレンタルサーバをConoHaに集約しました。備忘録としてまとめます。ちなみに画像はChatGPTで生成しました。
作業内容
- ゴール設定
- 作業手順・利用ツール・ハマった点
- 主な成果
1. ゴール設定
- 作業①サイトA ConoHaクローズ 年額10000円程度削減
- 作業②サイトB レジストラとレンタルサーバーがX Serverだった → conohaに変更(サーバー移行とドメイン移管):管理工数と管理費の削減
- 作業③サイトC レジストラ(お名前.com)とレンタルサーバー(Xserver)をconohaに変更
- 作業④お名前.comで管理しているドメインをconohaに移管(GoogleWorkSpace)でメールを利用
2. 作業手順・利用ツール・ハマった点
作業①
ConoHaでレジストラ管理、レンタルサーバーを利用していた不要なサイトAをクローズ
ConoHaのコントロールパネルでデータを消すのみだったので数分で作業完了
作業②サイトB レジストラとレンタルサーバーがX Serverだった → conohaに変更(サーバー移行とドメイン移管):管理工数と管理費の削減
1) ドメイン移管
移管元(Xserver)での作業:
- ドメインロックの解除
- 認証コード(EPPコード)の取得
- 管理者連絡先のメールアドレスの確認・更新
- 必要な場合はプライバシープロテクションの解除
移管先(ConoHa)での作業:
- 移管申請
- 認証コード(EPPコード)の入力
- ドメイン移管の承認(移管元に送られる承認メールに応答)
- 移管プロセスの完了と設定の更新
ハマった点
- 移管元の管理者用メールアドレスが古かったため、承認メールを受信できず時間をロス
- 作業対象ドメインを間違って、サイトが数日ダウン
2) レンタルサーバー移行
利用ツール
WordPressかんたん移行
【ConoHa WINGお乗換えガイド】
https://help.conoha.jp/wing/servermigration/
ハマった点
- 予期せぬエラー
移行元でプラグインを全て無効にして改善 - 移行元にログインができません
パスワードポリシーをConoHaのポリシーに変更し、画像認証のプラグインを無効化して改善 - かんたん移行ツールで画像ファイルが移行されない
原因不明なので、「WPvivid Backup Plugin」を利用してコンテンツを手動で移行して改善
参考
【WordPressかんたん移行のエラーについて】
https://support.conoha.jp/w/wpmigration-error/
作業③サイトC レジストラ(お名前.com)とレンタルサーバー(Xserver)をconohaに変更
結果
作業失敗
理由
ドメイン移管は成功
レンタルサーバーをXServerからCono Haにデータ移行時に誤ってデータ削除
改善策
一旦ConoHaにからのサイトを作成し、手動でサイトを再構築
反省点
疲れている時に慌てて作業しないこと
時間をとって落ち着いて作業する
作業④お名前.comで管理しているドメインをconohaに移管(GoogleWorkSpace)でメールを利用
結果
最終的には復旧したが、途中1日程度メール受信不可となるトラブル発生
理由
ドメイン移管完了後、移管先のDNS設定もれ
改善策
ConoHaのDNS設定でMXにGoogle Work Spaceの設定を投入し改善
反省点
移管完了後にスグに作業すること
その他
所有権の再設定は特にしなくても問題なかった
3. 主な成果
コスト削減
レンタルサーバー 2ヶ所(XServerとconoha)→ 1ヶ所(ConoHa)に集約
レジストラ 3ヶ所(XServer お名前.com ConoHa) → 1ヶ所(ConoHa)に集約
上記により管理工数と管理費を1/3に圧縮
レンタルサーバーをConoHaにすることで感じたメリット
- ページの表示速度が体感できるレベルで早くなる
- 管理画面の快適度がアップ(UIが見やすい)
- 乗り換え自体は簡単(半日程度)で終わる
※慌ててやると自分のようにハマるので、時間に余裕を持って作業することをオススメします