【フリーランスエンジニア 体験談0回目】フリーランスになる前の悩みあれこれと解決策
2024.07.22更新
会社員時代にECサイト運営で週末起業し、その後フリーランスのエンジニア(個人事業主)として脱サラしました。
脱サラ前の悩みと改善策についてまとめましたので、ご参考にどうぞ。
ちなみに筆者はサラリーマン時代にダメダメの窓際エンジニアでしたが、フリーランスになった今はなんとかやれていますので、控えめに言って割と再現性が高いかなと思います。
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作業時間確保について
サラリーマンをやりながら開業準備の時間が確保できない
当時は時間確保が大変でした。なので、以下のように断捨離/改善しました。こちらで平日2-3時間、土日5-8時間確保できるようになりました。
以下を断捨離しましたが、今は特に問題なく気持ちよく過ごせています。ストレスがなく豊かに働けるようになりましたので、感謝です。
断捨離した内容
- 自分の影響範囲と非影響範囲を切り分け → 自分でなんとかなるところに時間と労力を投資し、なんともならないことには力を使わないことに決めました
- 付き合いの飲み会 → 全て断る(言い方は気をつける(健康診断で引っかかってドクターストップの言い訳多用))
- なんとなく残業 → やめました(GAS、PowerShell、PowerAutomate、エクセルマクロなどの自動化ツールを使って定例作業は全て自動化)
- 朝の満員電車 → やめて朝0430に起床 → 0500台の電車で通勤 → 会社のそばのマックなどで朝活しました
- 夜の満員電車 → やめて私鉄の有料特急で帰宅するようにしました
- スマホのゲーム・SNSのながら見 → 全てやめました
- ゲーム機 → プレステ・XBOXなどメルカリで販売しました
- TV視聴 → やめました
- 家事の時間 → ルンバやドラム式洗濯乾燥機を導入し時短しました
- 休日を寝て過ごす → やめて土曜日は家族サービスの日、土曜の夜から日曜日は全て作業に費やすようにしました
個人事業主のマネー関係について
個人事業主になる際にお金周りが不安
両学長リベラルアーツ大学というマネー系YouTubeがとても参考になります。マネーリテラシー系の準備はこのYouTubeだけ見ておけばOKかなと。
【老後が怖くて会社員を辞められない人へ】フリーランスの老後シミュレーションを紹介【大企業にも匹敵】【お金の勉強 初級編】
第101回 【学長が教える】失敗しない独立のための10条件【人生論】
個人事業主の税金関係について
個人事業主になる際に、税金周りが不安
税金関係は以下の税理士YouTuberの大河内さんの本がおすすめです。YouTubeもあります。
【年収と税金】サラリーマンと個人事業主と経営者は、年収が同じでも手取りや生活水準が全く違う!?ポイントは経費と控除!【税理士が解説】
>> 「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」
将来への備え
フリーランスになると将来やっていけるか、老後は大丈夫か不安
- 年金が厚生年金+国民年金 → 国民年金のみになるので、会社員の人より受給額が減ります。
- その代わり、色々備えがあるので有効活用するといいかもです。
NISA
イデコ(個人型確定拠出年金)
中小企業共済(小規模企業共済)
個人事業の公的な開業支援(資金まわり、保険周り諸々)
フリーランスに興味があるが、どこから手をつけて何をやれば良いか分からない→専門家のアドバイスが欲しい
こちらは東京都の例です。近県に住んでおり、東京都民ではありませんが、利用できました。
資金調達、開業支援の専門家に無料でアドバイスをもらうことができる公的なサポートです。似たようなサポートがお住まいの県庁や市町村役場にあるかもです。無料で諸々相談に乗ってくれますので探してみては。
個人事業の1年目で気をつけること(筆者の反省点)
振り返ると色々反省点があります。以下の通り。
色々やろうとしすぎない
筆者の場合は、慣れないことも多いので、あれもこれもとなって、若干パニクりました。
1年目は健康管理と売り上げアップに集中で良いかなと思います。売上が上がり出せば、会社員時代より確実に手残りが増えるので楽になります。
資金管理が重要
マネフォワード、freee、弥生などなんでもいいので、お金の入りと出を管理して資金ショートしないようにするといいかもです。僕は何度か売掛金が入る前に支払いがきて大変でした。
レシートや領収書は取っておく
色々と経費にできるので、とりあえず、封筒かクリアケースに月ごとにまとめて保存するといい感じです。
集客について
どうやって集客して良いか分からない
以下の集客方法があります。全て記載してませんが、筆者が試したのは以下の通り。
そのほか、ココナラやジモティ、新聞折込、街頭でビラ配り、LINE、メルマガなど、見込み客の属性に応じて取り組みやすいものから始めるのが良いかもです。
SNS
まずはSNSでの集客がおすすめ。好きなSNSを使えばいいのだけど、簡単にできて利用者数が多いTwitterがおすすめ。
ちょっと先を行っているいい感じの発信者を見つけてフォローするのが良いかなと。(あまりにも大物を見ると心が折れますので…)
【Twitter運用案】
- 1日1投稿(施工事例などを写真で)
- ネガティブ投稿はしない(良い属性のフォローワーに集まってもらうため)
- 初めはフォローワーが少ないが気にせず続ける
- ポジディブな投稿を毎日し続けることで、見込み客に刺さっていくアカウントを育てる
【SNS毎の特徴】
- Twitter : 短文投稿できる。DM(ダイレクトメール)機能でお仕事受注も可能
- YouTube : TikTok / 動画投稿できる
- Instagram : 画像投稿メインDM(ダイレクトメール)機能でお仕事受注も可能
HP
HPがあると集客に有利かと思われるので、落ち着いたら作成するのがおすすめです。
主なメリットは以下の通り。
- 運用することでマーケティングが学べる
- 集客から成約までの動線が作れる
- 作業ログになる
- ポートフォリオとして有効
運用することでマーケティングが学べる
記事作成などは競合のブログなどをリサーチして行いますので、競合分析・見込み客の属性リサーチ・マーケット動向確認など、運用しながらマーケティングが学べます。
集客から成約までの動線が作れる
後々、Twitterと連動したり、LINEのお友達機能などを盛り込むことができるので便利です。
また、予約機能や、Stripeなどの決済機能を追加してショッピング機能を設けることもできます。
作業ログ置き場になる
「作業の手順などを一つの記事にまとめる → 後々同様の事象が発生した場合調べる時間を短縮」ができますので、作業効率化やのちの振り返りに有効です。
ポートフォリオとして有効
学習したこと、試したこと、取り組みを言語化して記事にすることで、作業内容を残しておけますし、商談時のポートフォリオとして活用できます。
また、建築系の一人親方がHPを作ったら、融資を受けたり、お客さんに事業の説明をする際に役に立ったと聞いたことがあります。
以上です。ご参考になれば幸いです。
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