・ペラサイトって何?
・どうやって稼ぐの?
・作り方は?
・サーバーは?ドメインは?
このような疑問にお答えします。
ちなみに、この記事を書いている筆者は、
- クラウドエンジニア
- ブロガー
- 越境ECサイト管理人
という肩書を持ち、特に現在はWebマーケティング会社で勤務していることから、日々の業務を通して、マーケティングやSEOに関する気づきや学びを発信しています。
最近では、SEOを意識したブログ記事を書くことで、何本かGoogleのトップ10以内の記事が書けるようになってきました。
この記事で分かること
- ペラサイトとは?メリット・デメリット、作り方、おススメのサーバー・ドメイン
- ペラサイト制作のメリット
- ペラサイト制作のデメリット
- ペラサイトの作り方 3つの手順
- ペラサイト用におすすめのドメインとサーバー、ASP
- ペラサイトの活用方法
ペラサイトとは?メリット・デメリット、作り方、おススメのサーバー・ドメイン
それでは詳しく見ていきます。
ペラサイトとは?
- 独自ドメインで運営する1ページのサイト
- ペラサイトはテストマーケティング?|量産する必要がある?
- 1ページだからこそ中身が大切
独自ドメインで運営する1ページのサイト
ペラサイトとは、1ページで完結する、独自ドメインのサイトです。
一般的なブログは、ページ数が多くさまざまな記事が記載されています。
また、投稿記事の他にも、運営者のプロフィール・運営ポリシー・カテゴリー別のページなど、多くのページがあります。
一方ペラサイトは、商品の紹介から、商品の特徴、価格、そして、購入クリックや申込クリックなど、成果につながるページへの誘導まで、1ページ(場合によっては数ページの場合もある)で完結しているサイトのことをさします。
ペラサイトはテストマーケティング?量産する必要がある?
のちほど詳しくご紹介しますが、ペラサイトは1ページ(または数ページ)で構成されているため、場合によっては数時間で制作することが可能です。また、1サイトを数時間で制作し、大量に公開するスタイルが基本とされています。
ペラサイトの実績者は、数百サイト、または千以上のサイトを制作している猛者もいるようですよ!
また、ペラサイトはある特定のキーワードである商品を紹介、販売することに特化したサイトなので、短時間で制作して、インターネットに公開することが可能です。
そのため、伸びたサイトがあれば制作者はそのサイトを強化(ページを増やすなど)し、伸びなければ放置する、というような運用をしています。いわば、キーワードや商品をテストマーケティングすることが可能です。
量産 → テスト → 伸びたサイトが収益を生む → もっと収益化をするために、サイトを強化する
このような戦略が、ペラサイトでのひとつの勝ちパターンのようです。
1ページだからこそ中身が大切
ペラサイトは1ページで商品紹介から成果ページへの誘導(商品のランディングページ)へ誘導することが必要なため、内容をしっかり詰め込む必要があります。
せっかくページを訪れてくれたユーザーが離脱しないように、しっかり商品の特徴や刺さるフレーズで訴求しましょう!
これは、セールスライティングと呼ばれるスキルが必要になりますね!
また、文字だけで訴求するのが難しい場合は、写真や図表などのデザイン要素を用いてユーザーに訴求する必要も出てきますよ!
ペラサイト制作のメリット
- シンプルで短時間で制作できる
- SEOの知識・セールスライティングのトレーニングに最適
- キーワードや商品をテストマーケティングすることが可能
シンプル
大きなサイトにありがちなコンテンツ同士のキーワードやコンテンツなどの重複を回避できるメリットがあります。大きなサイトの場合、記事の本数が多いため、別な記事でキーワードやコンテンツが似通ってしまい、Googleの評価ば分散してしまうことがあります。
これは、SEO的に好ましくないとされていますが、ペラサイトの場合は、1ページ(または数ページ)でサイトが完結しているため、このような重複が発生しません。
慣れれば数時間でサイトを制作することが可能ですので、量産できますね!
SEOの知識・セールスライティングのトレーニングに最適
ペラサイトには、そこそこ需要があるが埋もれているキーワードを探してGoogleで上位表示させ、商品紹介から商品のLPページまでを1ページで完結させるという特徴があります。
ですので、キーワードの選定やページの構成といった検索エンジンで上位表示させるためのスキル、つまりSEOの知識が必須です。
商品紹介から商品のLPページへ誘導することがミッションなので、商品の魅力を伝え、読者に行動させるというセールスライティングのスキルが必須です。
そのため、ブログをはじめたばかりの初心者さんやライターさんSEOの知識やセールスライティングのトレーニングをするのに最適です。
また、中上級者にとっても、スキルを磨き続けるのにうってつけですね!
キーワードや商品をテストマーケティングすることが可能
ペラサイトのもう一つの特徴として、競合が少ないキーワードを狙うため、成果が出るまで早いという点があります。
これによって、自身が制作したサイトの良しあし、キーワード選定、商品選びの良しあしもある程度早く分かります。
サイトをアップしてから、結果が速めに分かるので、キーワードや商品の需要をテストするのに効果を発揮しますね!
ペラサイト制作のデメリット
- 稼ぐのは簡単ではない
- 上位表示させるための文章量は多くなる傾向がある
- ペラサイトは通常のサイト構築と同様のスキルが必要
稼ぐのは簡単ではない
ペラサイトは通常の大型ブログのように、複数の記事でSEO対策をし、ドメインパワーを強化していく戦略ではありません。
ニッチでそこそこ需要があるキーワードを掘り起こし、上位表示することで、読者に訴求します。
キーワード選定をミスると上位常時されず、成約もしないので、全く収益化しません。
また。Googleのアルゴリズム変更などで、上位表示されていたペラサイトは圏外に飛ばされた場合、収益がゼロになるリスクもあります。
ただし、逆にいうと、SEO知識とセールスライティングの知識、ブログサイト制作の知識があれば稼げるとも言えますね!
上位表示させるための文章量は多くなる傾向がある
ペラサイトで稼いでいるライバルも一定数いますので、稼ぎ続けるためには、ライバルのサイトに勝つ必要があります。
そのため、1ページ(または数ページ)で勝負するペラサイトは、必然的にページ当たりの文字数や情報量が多くなる傾向があります。
コンテンツとして薄い内容だと、上位表示されませんし、されても成約しないからです!
なかなか厳しいですね!
ペラサイトは通常のサイト構築と同様のスキルが必要
上記で見てきたように、ペラサイトには通常のアフィリエイトサイト構築と同じスキルが求められます。それはSEOの知識とセールスライティングの知識です。
ただし、上位表示されれば、収益化が速いという特徴を生かす手もあります。
まずはペラサイトの制作からブログをスタートし、SEOの知識・上位化をさせるためのライティングに慣れる。
その後、伸び悩むペラサイトを捨てずに使いまわして、ページを追加するなどして、ミニサイトを構築するという戦略がとれますね!
ペラサイトの作り方 3つの手順
- 手順1 キーワード選定+商品選定
- 手順2 サイト立ち上げ
- 手順3 コンテンツ制作+ライティング
手順1 キーワード選定+商品選定
ここでは、キーワードの選定方法・商品選定の方法については詳しく述べませんので、この点については、各自でググっていただけると幸いです。ただし、ポイントとしては以下があげられます。
ペラサイトのキーワード選定方法4選
- ライバルが少ないキーワードを狙って、サイトを作る
- 悩みに直結するキーワードである
- ペラサイト内で悩みが解決できれば、購入につながりやすい
- ライバルサイトが増えにくい
その1 ライバルが少ないキーワードを狙って、サイトを作る
理由は、ペラサイトにはドメインパワーがないからです。ライバルが多いキーワードはライバルのドメインパワーが強い(記事単体ではなく、ブログとしての総合力が強い)ため、上位表示されないからです。
一方、ライバルが少ないキーワードであれば、ドメインパワーが弱くても検索エンジンが、検索上位に上げざるを得ないので、上位表示されやすくなります。
その2 悩みに直結するキーワードである
例えばですが、「転職 + とは」だと悩みに直結していないですね。転職について、言葉の意味が知りたいだけかも。でも「転職エージェント + おすすめ」だと、転職を検討しており、どこのエージェント―がいいか選別しているので、読者の悩みには直結しています。
ただし、ライバルが強いですね。
そこで、ペラサイトでは、よりニッチなキーワードを狙っていきます。
その3 ペラサイト内で悩みが解決できれば、購入につながりやすい
「商品名 + とは」このキーワードもNGですね。ある商品の概要が知りたいことが推測されます。大型サイトでこの記事を集客に使って、内部リンクで、収益ページに飛ばすのならまだしも、ペラサイトでは、購入まで遠すぎますね。
その4 ライバルサイトが増えにくい
この点は難しいですが、なるべくライバルが増えなさそうなキーワードを狙うべきです。
ペラサイトで稼げるキーワードの例
「商品名 + まずい」このようなキーワードは良しとされています。
理由は・・・・
- 悩みが分かりやすい
→商品の味を心配していることが推測されるため - 悩みを解決すれば即購入につながる
→まずくない、または、いかにおいしいかをペラサイト内で訴求できれば、購入につながりやすいため - ライバルサイトが増えにくい
→まずいというネガティブ表現を使っているため、ライバルサイトが増えにくいため
上記のような、ペラサイトで稼げるキーワードの4条件をクリアすると、検索で上位表示されやすくなり、収益化しやすくなります。
手順2 サイト立ち上げ
- SIRIUS(しりうす)/シリウス (ノーコードのサイト制作ツール)
- Diver (WordPressのテーマ)
シリウスについて
ペラサイトやLP(ランディングページ)を制作するのに、非常に適したツールです。
理由はデザイン、ボタンの配置など、ペラサイトやLPで多用する機能が完備されており、パーツをパズル的に組み合わせることで、スピーディーにサイトを制作することができるからです。
WordPress
ペラサイトの制作は可能です。しかし、一般的には、ボタンやデザインなどは自分で実装する必要があるため、多少HTML, CSS, WordPressに対する理解や知識が必要になります。
また、検索が得意であれば、その都度調べて実装することも可能ですが、時間がかかってしまいます。
ですが、WordPresテーマでもペラサイト制作に適したテーマが提供されています。それがDiver(だいばー)です。
Diver (WordPressのテーマ)
制作ツールの注意点
ペラサイトを制作する際は、検索エンジンで上位表示されることが必須なので、中身はHTMLで書かれている必要があります。
理由は、サイトの中身のHTMLが正しく記載されていること(見出しやキーワードなど)がSEO的に大切だからです。
一方、LP制作ツールなどは、見た目は美しいのですが、中身はHTMLタグではなく、テーブルタグを使って書かれているツールもあります。
このようなツールはLP制作時は問題ありませんが、ペラサイト制作には適していないといえます。
ツールは特色を生かして利用しましょう!
手順3 コンテンツ制作+ライティング
上でご説明した、SEOライティングとセールスライティングを駆使して、サイトを構築しましょう。
ペラサイト用におすすめのドメインとサーバー、ASP
- ペラサイト用ドメイン
- ペラサイト用サーバー
- ペラサイト用ASP
ペラサイト用ドメイン
ドメインはトップブロガーが推奨するお名前ドットコムで取得で問題ないでしょう。正直、どこの会社を選んでもそれほど変わりがなく、選択に時間をかけて吟味するよりは、サクサクとペラサイトを制作したほうが吉かと思います。
注意点
ペラサイトは数十、数百単位で制作する性質上、なるべくリーズナブルなドメインを使用して制作しましょう。
また、現在大型ブログ(記事をたくさん投稿しているメディア)のサブドメインの利用もおススメされません。理由は、ペラサイトがGoogleペナルティを受けた場合、他サイトに悪影響を及ぼす場合があるためです。
ペラサイトを制作する場合は、その都度独自ドメインで制作しましょう。一見大変に思えますが、今後量産するので、慣れの問題かと思います。
ペラサイト用サーバー
サーバーはトップブロガーが推奨するエックスサーバーで問題ないでしょう。最近はWordPress表示速度が国内no.1のサービスをリリースしたようです。
特にペラサイトを制作する上での制限もありません。
番外編:検索順位チェックツール
ペラサイトはニッチなキーワードで、検索上位を狙うのが重要ですので、サイトを制作したら、忘れないうちに、検索順位チェックツールに登録するのがおススメです。一度登録しておけば、ワンクリックでチェックできますし、スケジュール実行もできます。
筆者も個人的に毎日利用していますし、多くのWebマーケティング企業でも採用されているとても実績のあるツールです。
ペラサイト用ASP
特にペラサイト用に特化しASPはありませんが、以下にブロガーに評判の高いASPをご紹介します。
>> afb(あふぇびー)
創業10年以上ですが、常に進化し続けるafbは信頼できるASPです。顧客満足度6年連続No.1で、管理画面が超見やすいです。近年は美容、マッチングアプリのジャンルに力をいれています。
>> a8.net(えーはちねっと)
最大手の分類される信頼のASPです。案件数がとても多く、何をアフィリエイトするか困るくらいです。
>> VALUSECOMMERCE(ばりゅーこまーす)バリューコマース
こちらも信頼の大手です。ヤフーグループと結びつきが強いため、多くの案件が選べます。
まとめ
・ペラサイトって何?
・どうやって稼ぐの?
・作り方は?
・サーバーは?ドメインは?
このような疑問に筆者がお答えしました。
この記事でご紹介したこと
- ペラサイトとは?メリット・デメリット、作り方、おススメのサーバー・ドメイン
- ペラサイト制作のメリット
- ペラサイト制作のデメリット
- ペラサイトの作り方 3つの手順
- ペラサイト用におすすめのドメインとサーバー、ASP
- ペラサイトの活用方法
本記事がお役に立てば幸いです。