今回はカメラのクリーニングについて
書いてみたいと思います。
■カメラのクリーニングの方法 中古カメラに付加価値をつける
先日、Minoltaの古いレンジファインダー機を
仕入れました。
コンディションとしましては、
・シャッターは全速切れる、
・露出計も作動する
・レンズやファインダーにカビ、曇りなし
という、いわゆる完動品で、
フィルムを入れればすぐに撮影可能という
良いコンディションでした。
ですが、外観を含め、
各部に長年の汚れがたまっていましたので、
早速検品も兼ねて、クリーニングしました。
○用意するもの
・無水アルコール
・レンズクリーニングペーパー
・綿棒
・ミューズ
・エアブロワー
○クリーニング方法
まず、エアブロワーで表面のごみやチリを
ブローします。
シュッ、シュッと空気を吹きかけて
ゴミやチリを飛ばしてあげます。
これをしないで、カメラを磨いたりすると
細かいゴミなどが原因で、
カメラに傷がついてしまったりしますので、
まずは、表面のゴミやチリを丁寧に
ブローします。
次に、ミューズでレンズ以外の本体を
きれいに拭きます。
ミューズにはコーティング剤が含まれているので、
つやが出てきれいになりますよ。
※ミューズにはコーティング剤が含まれますので、
レンズ部分には使用しないほうが無難です。
そして、いよいよレンズ部分のクリーニングです。
レンズやファインダーは外観同様、
まずはブロワーで丁寧にチリやほこりを
吹き飛ばしましょう。
その後は、
綿棒にレンズクリーナーを巻きつけ、
丁寧に拭きます。
汚れが強い場合は
無水アルコールやレンズクリーナー液を
使用します。
あくまで丁寧に。優しく。
今回のクリーニング内容はこれだけですが、
見違えるようにきれいになりました。
同時に検品もしたのですが、
レンズにも若干すれキズがありましたが、
概ねきれいで、カビ、曇りはありませんでした。
このコンディションなら、落札してくれたお客様も
きっと喜んで頂けると思います。
また、
クリーニング=コンディションを上げる事にも
なりますので、
紹介ページにも「丁寧にクリーニングしました」と
アピールすべきですね。
中古カメラに
付加価値をつける事につながりますので。
ある女性のセラーの方は、
在庫のカメラやレンズにクリーニングしながら
話しかけるそうです。
「いいところにお嫁にいくんだよ。。」
若干スピリチュアルにも聞こえますが、
そのくらい愛情を持って
商品に接していれば、
下手なクレームは劇的に減りますし、
もし不当なクレームが来ても
自信をもって言い返せます。
お客様も汚れまくったカメラより
きれいにクリーニングしたカメラを
受け取ったほうがうれしいでしょうし、
キズ、へこみ、あたりなども
しっかり見極められますので、
結果として、クレームを減らす効果にも
つながります。
ちなみに、
全てのアイテムに対して、
丁寧なクリーニングをすると
時間が足りない場合は、
コンディションによって
落札価格が違う商品に絞って
トライしてもいいかもしれません。
たとえば、上記のクリーニングであれば
5-10分で終わりますのが、
私の場合、並品と美品の価格差が
1,000円(10ドル)以上発生するなら
やりますね。
なにより、お客様に喜んでもらうのが
結果として、こちらのベネフィットにも
なりますしね。
■まとめ
ちょっと一手間のクリーニングで
商品に付加価値をつける事で、
お客さまに喜んでもらえますので、
クリーニングはお勧めですよ。
新品商品はクリーニングの必要が
ありませんが、
中古品は手をかけた分だけ、
お客様への価値提供につながります。
以上、本日もお読み頂きありがとうございました。
以下の記事に、越境ECの始め方をまとめましたのでよろしければご覧ください。
>> 【完全初心者向け】越境EC始め方完全ロードマップ
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