仕事がつらい40代エンジニアにおすすめ。未経験職種への転職ロードマップ。

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転職を検討している40代エンジニア「今の職場環境にはそこそこ満足しているが、定年まで20年以上あるし、このまま今の会社で仕事を続けて将来対応できるのか不安。」「仕事がつらい・・・転職して環境を変えたいけど、家族もいるし、ローンもあるし・・・リスクのない転職の方法を知りたい。」「人生100年時代、まだまだエンジニアとして新しい技術にチャレンジしたい。」

このような不安は、40代となった筆者自身、ここ数年ずっと持ち続けてきました。なぜなら、筆者自身、前職の会社には感謝していましたし、人間関係や待遇にも大きな不満はありませんでしたが、近年、調整系やヘルプデスクのような業務に関わることが多くなり、そのまま会社にいて仕事をしてくことに、少しずつ違和感を感じるようになったからです。

背景としては、今後テレワークが進み、成果主義やジョブ型の働き方が主流になったとき、もっと技術的なコアスキルを身につけておけば、時代の流れに柔軟に対応できると思ったからです。やがてもっとスピード感をもって、チャレンジ出来る環境で、自分の力を試してみたいと思うようになりました。

一方では兼業で取り組んできたECサイト運営が軌道に乗りつつあったのもあり、2020年の春に10年以上務めた会社を退職しました。

退職後はいったんECサイト運営とプログラミング学習を進めつつ、Web制作での起業を目指して起業準備をしてきましたが、プログラミング学習を進める中で、Linuxに触れたり環境構築をしたり、クラウド技術(AWS)に触れる中で、インフラエンジニアとしての情熱が再燃したため、再就職を目指すことにしました。

しかし、クラウドサービスはヘルプデスクでサポートしたことがある程度で、実際構築したり、運用したり業務で触れたことはありませんでした。また、一般的には40代での未経験職種へのキャリアアップは困難だとされています。

ですが、常に新しい技術を学習する姿勢を取り戻し、しっかり再就職に向けた準備をしていくことで、何とか再就職にこぎつけることができました。

この記事では、多くの失敗をしつつ、なんとか40代中盤でキャリアアップ転職を実現させた筆者が、自身の転職経験を参考事例としてご紹介しつつ、ノーリスクで未経験職種にキャリアアップ転職をする手順をご紹介します。また、完全未経験からエンジニア転職を目指す方向けのTIPS(ヒント)も織り込んでいきますので、ご参考にしていただければ幸いです。

  • 40代エンジニアが未経験職種キャリアアップ転職するためのロードマップ
  • 私の転職経験で良かった点、反省点
  • 転職を効率的に進めるためのおススメのサービス

それでは、各トピックをみていきます。

40代エンジニアが未経験職種キャリアアップ転職するためのロードマップ

  • ステップ1 現状分析 自分が転職して実現したいことを書いてみる
  • ステップ2 情報収集 転職エージェントサービスに登録して業界研究・年収診断をする
  • ステップ3 自己分析と応募準備 自分のスキルを棚卸して、今までのスキルを生かしつつ、転職が可能な未経験職種案件を探す
  • ステップ4 自己学習 足りない部分を学習する
  • ステップ5 応募 求人案件に応募し、Web面接を受けてみる

それでは、ひとつづつ見ていきます。

ステップを始める前に

まず、このステップを始める前に、ご自身の体調は万全かご確認ください。「仕事がつらすぎてメンタル崩壊寸前だ・・・」「つかれ過ぎて夜に眠れない・・・」「なぜだか知らないが急に涙が出てくる・・・」このような状況の方は、メンタルが疲れているかも・・・ぜひしっかりと睡眠をとって休んでくださいませ。

場合によってはお医者さんに相談するのもありです。

筆者も数年前に睡眠障害になり、通院しましたが、診察を受ける中で、ストレス軽減・回避の方法、良い睡眠を摂るための方法論を学ぶことで、多少回復するまで時間を要しましたがなんとか回復しました。専門家に相談して良かったです。

メンタルが疲れている時は、大きな決断をしたり、大量のインプットをしたりするには適していないと思いますので、まずはゆっくり休息をとっていただき、回復したらステップ1から取り組んでみましょう。

ステップ1 現状分析 自分が転職して実現したいことを書いてみる

この工程は、現状分析です。キャリアアップ転職は例えば以下のようなパターンになるかと思います。

  • 今までのご経験+管理業務へのチャレンジ
  • 上流工程へのチャレンジ
  • バックエンド(サーバーサイド)からフロントエンド(アプリの開発など)へのチャレンジ
  • インフラならオンプレミスからクラウドへ
  • 異業種からエンジニアへの転職
  • etc・・・

そこで、ご自身の現状分析をするために、今回の転職で実現したいこと、現状への不満などをいったん書き出してみましょう。書き出し先は、スマホのメモ帳でも、大学ノートでも、何でもOKです。

理由:書き出すことで、頭の中で漠然としていたご自身のニーズや課題が言語化され、思考が整理されて今後の作戦が立てやすくなるため。

転職して実現したいことを書き出した例

今の仕事でのストレス・不満 【業務内容を変えたい】
・管理業務から解放されたい!
・自分でコードを書きたい!
・業務ではレガシーな技術を使ってるし、業務は縦割り。もっとモダンなWEB系言語を使ってフラットな環境で仕事したい!
【スキルアップ・キャリアチェンジしたい】
・運用保守はもうさすがにおなかが一杯。上流工程をやりたい!
・オンプレミスはおなかが一杯。クラウドに関わりたい!
【働き方・環境を変えたい】
・満員電車から解放されたい!
・今の会社以外で、自分が通用するのか不安・・・外に出てチャレンジしたい!
・人間関係に疲れた・・・フラットな環境で、開発に専念したい!
・客先常駐は疲れた・・・自社サービスに関わりたい!
・etc・・・
自分の実現したいこと 【業務内容を変えたい・スキルアップ・キャリアチェンジしたい】
・キャリアアップ
・年収アップ
・新しい技術を習得したい
【働き方・環境を変えたい】
・環境変化
・フラットな社風の会社で働きたい
・SIerからモダンなWeb系自社開発企業に転職したい
・ブラックSIerからホワイトSIerに転職したい
・フラットな組織で裁量を持って働きたい
・テレワークしたい
・ノマド生活したい(PC一台でどこでも稼げる的な・・)
・フリーランスになりたい
・etc・・・

こんな具合に、現在ご自身で感じている不満やストレスと、実現してみたいことを書き出してみましょう。

未経験の方向けTIPS

未経験の方は、エンジニアになったらどんなことがしたいか書いてみましょう。手に職をつけたい。会社に依存せずに生活していきたい。フリーランスが目指せそう・・・なんでもいいです。頭の中のイメージを言葉に直して書き出してみましょう!

また、以下の参考動画で、未経験でエンジニア転職するには、工夫が必要であることを一応把握しておきましょう。
【参考】>> 【年間相談者100人】現役採用責任者が教える未経験者がエンジニア転職するための最短ルート【15分で不安解消】

ステップ2 情報収集 転職サービスに登録して業界研究・年収診断をする

ステップ2で転職サービスに登録する理由は、早めに情報収集することで、無駄がなく転職を進めるためです。

ここで突然ですが、古代中国の思想家が遺した言葉をご紹介させてください。

「敵を知り己を知れば百戦あやうからず。by 孫子」
意味:敵の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、なんど戦っても、勝つことができるものです。なにか問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくものです。

孫子は古代中国の有名な軍事思想家で、彼が遺した「兵法書」では、綿密に戦略・戦術が論ぜられ、兵法の書としては古今東西にわたって随一と評されています。あの有名なフランスのナポレオンはヨーロッパを征服する際に、孫子の兵法を参考にして快進撃を続けたそうです。

古代中国の兵法書でも重視されるくらい、情報取集は大切なんですね。

転職サービスに登録する理由

敵を知る ※敵=転職市場、最新の業界動向
・転職サービスを通して、最新の業界動向を知ることができる
・転職サービスを通して、自分に合った転職先を探すことができる
己を知る ※己=自分自身
・年収診断(キャリア査定・適職サービス)などで、自分の市場価値が分かる
・職務経歴書の作成・遂行を通して、ご自身のスキルの棚卸、強味、弱みなど自己分析ができる
注意点 ・転職サービスは利用者が企業に入社して初めて利益となるビジネスです。
・担当者によっては利用者の要望やペースをお構いなしに案件を勧めてくる方もいらっしゃるようです。
・焦って転職せず、十分注意してサービスを利用しつつ、うまく活用しましょう。

ステップ2の時点では転職の軸は定まっていなくてもいいと思います。転職エージェントには「すぐの転職は考えていないが、準備のために情報収集している」といえばOKです。エージェントも見込みのクライアントなので、それなりに親身に対応してくれるでしょう。

【参考】>> 【動画】転職エージェントの選び方&使い方|絶対守るべき3つのルール

未経験の方向けTIPS

未経験の方は、今までのご経験のなかで、IT業務があれば思い出して職務経歴書に書いていきましょう。

IT業務の例

  • 自分でエクセルマクロやWindowsバッチを組み、定型作業を効率化した経験
  • 自社のWEBサイトを更新していた
  • 社内システムを担当した
  • PCキッティング、パソコンサポートをした
  • 社内ネットワークの構築やサポートに関わった
  • etc・・・

ちなみに、ひとことでIT系といっても、以下職種・企業・工程で以下のように分類可能です。(もっとありますが、大体こんな感じです。)

主なIT職種職種
Web制作、Webデザイン、web系フロントエンド、Webバックエンド、インフラ(クラウド)、インフラ(オンプレミス)、ネットワーク(クラウド)、ネットワーク(オンプレミス)、ヘルプデスク、通信関係、セキュリティなど。
※Web制作とWeb系フロントエンドは分けて考えました。前者は企業や個人のWebページを制作する、後者はWebアプリのフロントエンドを開発する想定です。

主なIT企業
Web系自社開発企業、Web系受託開発企業、メガベンチャー、通信事業者、SIer(独立系)、SIer(メーカー系)、SIer(ユーザー系)、事業会社のIT部門・情シス部門、システムエンジニアリングサービス会社(SES)など

主な開発工程
企画→開発→設計→構築→テスト→運用→保守

ちなみに、先ほど(2020年11月現在)、Wantedlyの検索条件で「エンジニアリング」「中途採用」でフィルタしたところ、約18,000件の応募がヒットしました。かなりの求人数ですよね。18,000件の応募があれば、今までのIT的な経験を生かせる企業が見つかる可能性はあるはずです。

ステップ3 自己分析と応募準備 自分のスキルの棚卸し、今までのスキルを生かしつつ、転職が可能な未経験職種案件を探す

さて、ステップ1で、自分の現状分析をし、ステップ2で敵との距離感がつかめました。そこで、ステップ3ではより深く、敵と己を知っていきましょう。

具体的な作業としては、ご自身の転職の軸を固めつつ、今までのスキルを生かしながら、転職が可能な未経験職種案件を探してみましょう。ちなみに転職の軸とは、ご自身が今回の転職で実現したいことです。また同時に今回の転職では重視しない点もある程度明確にします。

以下に例を記載してみます。

転職の軸 例1 【実現したいこと】
・運用保守 → 設計構築へのキャリアアップ、
・SIer → 自社開発企業へ移って開発したい
・etc・・・
【重視しないこと】
・年収は重視しない
・通勤距離は伸びてもいい
・転職先の規模は問わない
・転職後は福利厚生は下がってもいい

いろいろな転職の要素の中で、自分が重視する項目、それほど重視しない項目をあらかじめ決めてから案件に応募すると、えり好みをしすぎることなく、効率的に良い案件に出会える確率が高まるでしょう。

転職の軸 例2 【実現したいこと】
・ワークライフバランスを実現したい
・残業のない会社で働きたい
・etc・・・
【重視しないこと】
・業務内容は問わない
・社風は問わない
・年収が多少下がっても構わない

ステップ1から3までのスケジュール感

筆者の場合、ステップ1からステップ3まで、週末で対応しました。あまり時間をかけるものでもないですし、この後の工程で精度があがりますので、いったんサクッと対応してしまいましょう。

ステップ1から3までのスケジュール例

ステップ1 現状分析 木曜日夜に現状分析を実施
ステップ2 情報収集 金曜日の夕方、転職エージェントと面談
ステップ3 自己分析と応募準備 ・カメラのキタムラで履歴書用の写真撮影
・土日を利用して履歴書・職務経歴書を作成

未経験の方向けTIPS

エンジニア未経験の方が、エンジニアへの転職を目指して転職エージェントを利用した場合、希望以外の職種を紹介される場合があります。

エンジニア未経験の方が紹介される職種の例

営業 〇営業出身の方なら、IT営業などを勧められるかも
〇エージェントトーク例:「未経験での応募は相当厳しいので今までの経験を生かしてこちらも応募したらどうですか?」
運用保守 〇運用や保守:すでに出来上がったシステムやネットワークが問題なく稼働するか監視したり、トラブル発生時にエンジニアにエスカレーションをしたり、手順に基づいて問題を解決したりする職種
〇筆者もそうですが、運用保守からネットワークエンジニアやインフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる方も多い。
技術系のヘルプデスク 〇業務内容:お客様がパソコンやシステムなどでトラブルの際、電話やメールで解決までの技術的なサポートをする職種。
・AWSやAzureなどの最先端サービスに触れられる機会もある。
・管理職のキャリアパスはあるが技術系のキャリアパスがない、スキルアップやIT人脈・リテラシーの向上が見込めないプロジェクトもあるため、エンジニアとしてのキャリアアップを見据えて参画する場合は注意が必要。

転職エージェント側の目線からすると、転職が成約した時点で、クライアント企業から報酬が得られるため、ある程度無難な案件を紹介してくるという側面があります。これは転職サービスのビジネスモデルを考えると仕方ない感じですね。

また、未経験の方からしてみれば、エンジニア志望なのにエンジニア以外の職種を紹介されたり、プログラミングや上流工程には関われないので本意ではないかもしれません。

しかし、いったん冷静に求人票の中身を見極めて、キャリアアップが見込めそうだったり、超ブラックな企業でなければ、まずは業界への第一歩として1年くらい紹介された業務をやってみるのはありかもです。

【参考】>>【決定版】ブラック企業の見分け方3選|①求人情報②就職四季報③面接で見抜きます。
【参考】>> Web系エンジニアのキャリアにおける「わらしべ長者戦略」とは
【参考】>> 僕がいま駆け出しエンジニアだった場合のライフプランを考えてみました。

理由:まずIT業界に入ることで、クライアントと関わったり、社内のエンジニアと関わったりする中で、人脈を含めた、IT業界への情報量とリテラシーが爆速で上がる可能性が高いからです。

そこで、ITリテラシーや業界知識を蓄積しつつ、仕事が終わったら、独学でプログラミングを学んだり、クラウド技術(AWS、Azure、GCPなど)学んでおき、次の転職でエンジニアへのキャリアチェンジが狙いやすくなりますので、しっかり、1-2年という目標を定めたうえで、チャレンジしてみるのは検討の余地があるかと思います。

注意点 ・SES系やアウトソーシング系の会社には、未経験者に対し「スキルアップにつながる・・」などの甘い言葉でスキルがほぼ身につかないようなブラックな現場に配属してしまう会社も存在します。
・ホワイトな現場に配属になればハッピーですが、「スキルアップにつながる!!」「上流工程が目指せる!!」などの言葉を信じて入社したものの、ほぼスキルが身につかないようなブラックな現場に配属され、消耗してしまうこと。案件ガチャともいいます。
・背景としては、「客先常駐系のビジネスは、メンバーを現場に送り込んでしまいさえすれば、あとは自動的に売り上げが上がるシステム」だからです。いわゆる「人月商売」に言うやつです。
・私自身、SESからキャリアをスタートさせましたし、SESのすべてを否定するつもりはありません。
・また、良心的なSES系企業も存在しますので、気になる会社があれば、求人票、インターネットの口コミ、WantedlyやQiitaなどで会社情報の確認、あらゆる手段を使って、会社を見極めてください。
・入社前にしっかり会社を見極める、入社後もスキルアップを続ける、などの自衛策で、客先常駐系業務のワナにはまらないように注意しましょう。

ステップ4 自己学習 足りない部分を独学で補う

ステップ3と同時並行で、ご自身が進みたい方向の学習を進めていきましょう。このステップは敵(転職先)と己(現状のスキル)のギャップを見つけ、それを埋めていく作業です。

自己学習のフェーズをステップ4(業界研究や自分のスキルの棚卸をした後)にした理由は、現状分析、情報収集を実施し、ご自身の今あるスキルの棚卸しと業界研究を終えて、IT業界の商流やご自身の強みを把握した時点で学習を始めた方が、無駄な方向性で努力をせず、効率的に学習を進められると考えるからです。

40代のエンジニアであれば、かなり現場での経験も積まれている方も多いとおもいますが、プラスアルファ―として、転職先で必要となる知識で今ご自身で足りていない部分をピックアップし、学習されておくと、面接の際に説得力が増します。

またポートフォリオや関連資格を事前に取得しておくなどの成果物を作っておくと、面談での説得力はより増すと思います。

おススメの学習教材:プログラミング全般

>>N予備校プログラミングコース 【おススメ理由】
・ドワンゴの新人エンジニア教育にも利用されている実践的な内容で、内容が常にアップデートされている
・フロントエンドからバックエンドまでモダンなWeb開発について網羅的に学習が可能
・運営はドワンゴ、講師はコンピューターサイエンスを学んだドワンゴの現役エンジニア
・コスパが神(月額1000円ちょっと)
・不明点については、システム内で講師に質問可能
・カリキュラムの中で、実際に自分で簡単なアプリを作れるようになる

おススメの学習教材:インフラ系

>>くろかわこうへい【渋谷で働いてたクラウドエンジニアTV】 【おススメ理由】
・元GMOのインフラエンジニア くろかわさんのチャンネル
・確かな技術力に基づいた、AWSについての分かりやすい解説
・IT業界の商流(SIerとかSESとか)まで網羅的に解説
・AWSについて、かなり分かりやすく解説
・無料。コスパよし。

学習する上での注意点

  • 学習期間と成果物を事前に決めておく
  • 学習する際、ある言語に特化しすぎない
  • 必ず手を動かして、成果物を作る

深堀していきます。

学習期間と成果物を事前に決めておく
学習期間と成果物は決めた方がよさそうです(いつまでに学習を終わらせ、ポートフォリオとしてアプリをつくる、資格を取得するなど・・・)。筆者は期間を決めず、だらだら学習した結果、いろいろな言語を途中で挫折しています(T‗T)

学習する際、ある言語に特化しすぎない
こちらも筆者の反省点を踏まえてのご紹介です。

プログラミング学習をする際はゴールから逆算して、やりたい言語や分野が決まっていればそのまま学習していいと思います。一方、例えばWeb開発全般を学びたい場合や、まだ専門分野を決め切れていない場合は、特定の言語に特化しすぎず、体系的に学んだ方が、のちのち専門を絞りやすいのと、キャリアの選択の幅が広がると思います。

筆者が学習する言語にこだわりすぎた失敗例

これは、学習分野を絞りすぎることで、視野が狭くなり、再就職時、またはフリーンランスになる際の可能性を狭めないようにするためのご紹介です。

筆者は前職を退職する半年ほど前から、Webデザイナーが独立しやすそうだという理由で、HTML、CSS、JavaScriptなどを一所懸命学習していた時期があります。そのため、「フリーランス=Web制作」という固定観念を持ってしまい、柔軟な転職活動ができず、かなり時間を浪費してしまったという反省点があります。

その後、考えを改め、自分のスキルを再度棚卸した結果、「今まで関わってきたインフラ分野を生かしたほうが、クラウドへのスキルチェンジであったり、バックエンドエンジニアへのチャレンジであったり、いろいろとフリーランスの案件があるし、テレワークも可能なので、あえてWeb制作での独立だけにこだわる必要もない」ということが分かりました。

もちろん、筆者自身は「Web制作は素晴らしいスキルだし、フリーランスエンジニアとしては鉄板の職種」であると思っています。

しかし、「結果的に自分が目指す方向に行くなら、今までのスキルを生かしながら、どのような業務でも積極的にチャレンジOK」という考え方も、結果としてキャリア選択の幅が広がりますし、自分のスキルも生かせるので、現実的な選択としてありかなと思うので、注意点としてご紹介いたしました。

必ず手を動かして、成果物を作る
独学については、現在かなり学習コストがさがっていて、Webで無料の教材でかなりの学習ができます。プログラミングであれば、Progateやpaiza、ドットインストールなどが有名ですよね。一方、Web系のプログラミング教材の注意点として、それ自体がゲーム性があって面白いので、ずっと基礎をやり続けてしまう点があります。

一般的に、プログラミングやクラウドを学ぶ上では、自分でハンズオン(実際に手を動かしてコードやコマンドを打ち込む)をしながら、アプリや環境を作ってみたほうが、学習内容が定着しやすいとされています。

筆者もそうでしたが、基礎学習のみだと、かなりの高い確率で挫折すると思います。そのため、期限と作るものを決めて、1-3カ月で集中して学習し、そのあとは転職活動するのが吉かもです。

ステップ5 応募 求人案件に応募し、Web面接を受けてみる

さて、敵(転職先)と己の距離が縮まったところで、実際に案件にエントリーしてみましょう。エントリーし、Web面接を受けることで、かなりの気づきがありますし、「やはり現職でがんばろう・・・」という選択も出てくる場合もあるでしょうがそれはそれでOKかと思います。まだ退職してないのでノーリスクですね。

40代エンジニアが未経験職種にエントリーする際の注意点

  • 競争相手が少ない会社を選ぶ
  • 応募書類を作成する際の注意点
  • 面接時の注意点

それでは、深堀していきましょう。

競争相手が少ない会社を選ぶ

40代エンジニアのねらい目例 競争相手が少ない会社
・中規模以下の老舗企業のIT担当
・IT導入が遅れている中規模以下の企業
・スタートアップ企業
理由 ・中規模以下の老舗企業のIT担当→既存社員が自分より年上で以外と居心地がいい
・IT導入が遅れている中規模以下の企業→エクセルやワードを使えるだけでかなり重宝される
・スタートアップ企業→今までのキャリアを含めた人間力で勝負できる

上記はあくまで例ですが、なるべく競争相手が少なく、ご自身の過去のキャリアを最大限生かしつつ、未経験職種にもチャレンジ可能な案件を探してみましょう。
メガベンチャーはライバルが強すぎますし、大手は経験職種であればいいでしょうか、未経験職種でキャリアアップを狙うのであれば、いったん入りやすい企業に入って、しっかり業務を覚えた後で、さらにキャリア転職をすればいいと思います。

もちろん、スキルセットがマッチするなら、大手やメガベンチャーへの応募はOKかと思います。

【参考】>> 【ホワイト業界3選】未経験でも転職できるホワイト企業は、どこの業界にいるのか教えます。

転職活動の中で、多くのハローワークの相談員の方や、転職エージェントの方とお話したり、何社も面接を受けるなかで、終身雇用は完全に崩壊したと肌で実感しました。

ちなみに、アメリカ人の生涯平均転職回数は10回以上だそうです。日本は数回ですね。トヨタや経団連幹部が終身雇用に対する不透明感をはっきりと口にしている昨今、今後ますます人材の流動性があがり、成果主義、スキルに準じたジョブ型の働き方が広まっていくでしょうね。。

応募時の注意点

職務経歴書はしっかり書く ・自身のスキルで見過ごしている部分でも先方にとっては欲しいスキルの場合があるので、関わった業務の言語、ツール、プラットフォーム、フェーズ、機器名、ベンダー名などは覚えている限り詳しく記載すると良さげ
【参考】>>【書類作成の極意】履歴書・職務経歴書の書き方|超重要ポイントを徹底解説します。
・写真はプロに頼む:数千円でプロがきれいな履歴書用写真をとってくれ、データもくれますのでおススメです。
面接時の注意 ・事前準備で9割決まるので、転職の軸、退職理由、志望動機、職務経歴書の詳細などは、しっかりと想定問答を作りこんでおきましょう。
【参考】>> 面接で緊張しないコツ|3つの対策を伝授します。
・WEB面接はレンタルオフィスやネカフェのテレワークプランがおススメ:1000円~2000円程度で完全防音のテレワークスペースが数時間借りられます。WiFiも完備ですので、ご検討してみてはどうでしょう。
【参考】 >> カスタマカフェ

このトピックの結論

40代の転職・起業は家族がいたり、ローンがあったり一存では決められない場合もおおいです。特に、収入の増減については、家族全体の話になるのでシビアになりますよね。上記でご紹介したロードマップはあまりお金もかかりませんので、勢いで退職せず、慎重に準備をしつつ転職準備をすすめてみてはいかがでしょうか。

筆者の転職経験で良かった点、反省点

私の転職/良かった点

  • 事前準備で副業を始めていた点
  • 何かしら継続していた点
  • プロに頼った点

事前準備で副業を始めていた点
筆者はここ数年、調整系やヘルプデスク系の業務が多く、プロジェクトやビジネスをイチから立ち上げるような業務経験がなかったため、数年前からECサイト運営をしていました。もちろん、利益を出して生活費の足しになればいいですが、それよりも、ビジネスをイチから立ち上げて運営する経験をしたい気持ちが強かったです。

また、今回の転職ではそのあたりの取り組みを面談で評価いただいた部分がありましたので、何もしないよりは、やっておいてよかったという感想です。

何かしら継続していた点
退職後に起業準備をしていく中で、筆者やプログラミング学習とブログを並行して行っていました。特にブロブ運営に関しては、ブログを通して転職先の会社のサービスを利用していたこともあり、かなり喰いついていただきました。

筆者は飽き性で興味を持ったことに喰いついてしまうクセがあり、ECサイト運営→プログラミング学習→ブログ・・・といろいろ手を出してしまってましたが、常に行動することだけはやめませんでした。結果として転職で活用できましたので、現在何か行動されているかたは挫折してもいいので、そのまま行動し続けると、点と点が結び付く瞬間が訪れるかもしれません。
【関連記事】 >> サラリーマン向けおすすめの副業7選!この動画で自分にあう副業が見つかる!

【参考動画】>> 人生を変えるには、行動力を高めよう【北海道に行くのも、ありな話】

プロに頼った点
プロ=転職エージェントに依頼したのがスピード転職の秘訣でした。筆者が再就職に要した期間は3週間でしたが、このスピード感はプロに頼んでこそだったと思います。この場をお借りして感謝いたします。

第一週 ・転職エージェントに相談
・ステップ1から3(現状分析・情報収集・自己分析と転職の軸作り)まで実施
第二週 ・書類選考通過
第三週 ・ステップ4は以前から取り組んでいた
・ステップ5面談(1次面談から最終面談まで1週間)

【転職を効率的に進めるためのおススメのサービス】
>> レバテックキャリア

私の転職/反省点

  • 前職でスキルアップを怠った点(その代わり副業に精をだした)
  • 退職時に転職か起業か曖昧だったため、準備不足だった
  • 退職前にしっかりスキルを棚卸していなかった点

以下に深堀します。

前職でスキルアップを怠った点(その代わり副業に精をだした) ・エンジニアとしてスキルアップをさぼってました。その結果、転職に時間を要しました。
退職時に転職か起業か曖昧だったため、準備不足だった ・退職前に想定したより出費が多かったです。特に保険、年金、税金関係でかなりかかりました。
・上記によってメンタルが不安定になり、ECサイト運営の方にも影響が出てしまいました。
・もっと貯金をしておくなり、退職前にWeb制作で実績を出しておくなり、準備しておくべきでした。
退職前にしっかりスキルを棚卸していなかった点 ・退職時はECサイト運営とWeb制作でフリーになる段取りでしたが、途中で方向転換しました。
・退職前にステップ1からステップ3まで実施しておけば、時間を無駄にせず済んだと思います。

このトピックの結論

退職後は思った以上に出費がかさみます。退職前にご自身の実現したい未来をある程度固めてから、実際に動いた方がスムーズかと思います。特に、現在ではテレワークの企業も多く、フリーランスにならなくても在宅で働くことも可能な職種が増えてきました。

ご自身のキャリアを存分に活用して、転職するなり起業するなり、無駄のない最良の選択をするのに、この記事がお役に立てれば幸いです。

転職を効率的に進めるためのおススメのサービス

以下に主なサービスを記載しました。登録してみて担当さんやサービスの相性を見極め、相性が良いサービスをお使いになればよろしいかと思います。
>> レバテックキャリア

注意点 ・転職サービスは利用者が企業に入社して初めて利益となるビジネスです。
・担当者によっては利用者の要望やペースをお構いなしに案件を勧めてくる方もいらっしゃるようです。
・焦って転職せず、十分注意してサービスを利用しつつ、うまく活用しましょう。

学習コストと得られる結果を考慮すると、スクールに行くのがコスパが高い件

上記では、プログラミング学習する際に、独学する前提で話を進めてきました。ここで、プログラミング独学時の挫折しやすい点についても、いったんまとめておきます。

プログラミング独学で挫折しやすいポイント

  • 1.初学者にとって自分にあうプログラム言語選びは難しい
  • 2.独学中に不明点の自己解決に時間がかかる場合がある
  • 3.学習中に進捗管理を自分でする必要がある

上記のような点を考慮すると、スクールを検討するのも選択肢としてアリかと思います。未経験職種での転職に成功すれば、スクールにかけた金銭的なコストは早めに回収が可能だからです。

以下の記事に、プログラミングスクールに関する情報をまとめましたのでご覧ください。
>> 無料あり:エンジニア歴20年の筆者がおすすめするプログラミングスクール

まとめ

この記事でお伝えしたこと

  • 40代エンジニアが未経験職種に転職するロードマップ
  • 私の転職経験で良かった点、反省点
  • 転職を効率的に進めるためのおススメのサービス

40代で環境を変えたいが今一歩踏み出せない同世代の現役エンジニア、エンジニア志望の方が、ご自身のキャリアを生かしつつ、既存のサービスをうまく利用しながら、ご自身の転職を成功させる際のご参考に少しでもなれば幸いです。

【関連記事】

>> 仕事がつらい40代エンジニアにおすすめ。未経験職種への転職ロードマップ。(本記事)
>> 40代からプログラミング学習を始めても遅くない!!未経験からエンジニアになる手順
>> 【第1回】未経験エンジニアが起業の面接時に必ず聞かれる質問8選と回答例
>> 【第2回】未経験エンジニアが起業の面接時に必ず聞かれる質問8選と回答例